蒸気消毒で環境保全型農業を実施
安田農園では、昭和62年より土壌の蒸気消毒を導入しています。
植物は栄養のほとんどを根から吸収しています。その根が張っている土を水蒸気で消毒することで、農薬を使わずに済むのです。
雑草の種もほぼ完全に消毒されるので、植え床にはほとんど雑草は生えません。多少生えるものの、消毒後外から飛んできた種が少し生えるような状態です。
当農園の隔離床方式で10アールの面積を消毒するのに A重油を約400リットル使用します。 時間にして10時間かかります(全て順調に進んだ場合)。
今年のように石油価格が高騰すると燃料費も大変です。
蒸気消毒の様子
丸文式 土壌蒸気消毒機
土壌消毒用のスパイク式のアルミパイプ
土を耕した後に蒲鉾状につちを盛り、アルミパイプを繋いで刺してある様子
パイプを刺した土の上をビニルで覆い、重石のチェーンを乗せ準備完了
水蒸気が出ている様子
ホースとアルミパイプをつなぎ、土壌の消毒を開始した約30分後。土が完全に温められ、ペチャンコだったビニルも膨らみ始める。土の温度は95度以上にもなる。
消毒開始から約50分後、消毒終了(天候・土の状態により時間は変わります)。 ビニルを剥ぐと写真のとおり、水蒸気が上がっています。 触ると火傷しますよ。
苗物用の土の消毒 3日後でも中心部は、火傷をしそうなくらい熱いです。
作業に関して一言…
冬場は、最高に良い仕事!
しかし夏場は、地獄です。
ハウス内が蒸気熱で40度以上になります。風が強いときなどは、パンパンに膨らんだビニルが風に煽られてパンクしてしまうので、 ハウスもほぼ閉め切った状態で消毒しないといけません。
サウナ状態!
ダイエットに最適…?
倒れるかも。